次期GT-Rはシルエットフォーミュラ似の超ハイテクBEV!? 1360PSの「ハイパーフォース」爆誕!!
掲載 更新 carview! 文:編集部 33
掲載 更新 carview! 文:編集部 33
日産は10月25日、ジャパンモビリティショー2023(JMS23)において、「ニッサン ハイパーフォース(以下:ハイパーフォース)」を発表した。
ハイパーフォースは、究極のドライビングプレジャーを追求しながら、高い環境性能と優れた快適性を兼ね備えた次世代の高性能スポーツカーのコンセプトモデル。ボディサイドの「ASSB」のデカールが示す通り全固体電池(All-Solid-State Battery)と高出力モーターを搭載し、最大出力は1000kW(約1360PS)に達する。
また、強力なダウンフォースを生み出すアクティブエアロダイナミクスや、次世代型の電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載し、軽量・高強度なカーボン素材を多用することで、サーキットやワインディングで高いコーナリング性能と操作性を実現するという。
日産の内田誠社長兼CEOはハイパーフォースを「“他のやらぬことをやる”精神が生み出した、まさにゲームチェンジャーとなるクルマ」と表現する。
>>GT-Rってどんな車? 価格やスペックはこちら
>>GT-Rの気になる点は? みんなの質問はこちら
エクステリアは、低くワイドなスタンスに滑らかな曲線と幾何学模様が融合したデザインを採用。フロントデザインやキャビンシルエット、リアコンビネーションランプなどは同社のハイパフォーマンスカーのデザインDNAも織り込まれている。具体的な車名を日産は言及しなかったが、明らかに「GT-R」を意識したものだろう。
空力設計はNISMOレーシングチームと共同開発したと言い、フロントのボンネット下は2段に分かれた構造を採用することで強力なダウンフォースと冷却性能を両立。リアには特許出願中の二重構造のディフューザーを採用し、フロントカナードやフェンダーリップ、リアウィングのアクティブエアロと相まって、コーナリング中のインリフトを抑えながらグリップを最大化する機構を採用する。
なお、こちらも特許出願中の空気の剥離を抑える「プラズマアクチュエーター」なるものまで搭載するというハイテクっぷりで、現行GT-Rに、かつて一世を風靡した「シルエットフォーミュラ」を組み合わせたような迫力かつどこか懐かしいデザインに仕上がっている。
>>GT-Rのユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
>>GT-Rの中古車情報はこちら
>>GT-Rのリセール相場はこちら
ハイパーフォースには、快適に走れる「GT(グランドツーリング)モード」と、サーキットなどを走行する際に最高のパフォーマンスを発揮する「R(レーシング)モード」の2種類のドライブモードを設定。インストルメントパネルのグラフィックは『グランツーリスモシリーズ』でお馴染みのポリフォニー・デジタルが担当し、まさに“GT-R”な内容となっている。
また、ARとVRを体験できる専用ヘルメットを装着することで、リアルとバーチャルのどちらでも走りを楽しめるシステムも搭載。停車中にヘルメットのVR用ブラインドシールドを使用すれば、クルマがゲームシミュレーターとなり、ヘルメットのAR用スケルトンシールドを使用することで、グランツーリスモのようにサーキット上にデジタルの「ゴースト」を表示し、競いながら運転スキルを向上できる楽しみ方を提供するという。
「日産は電動モビリティの未来をもっとワクワクするものへと変えていく(内田社長兼CEO)」
ハイパーフォースがどれだけ先の未来のGT-RになるかーーそもそもGT-Rなのかは不明だが、今年は日産創立90周年の節目の年。10年後の100周年を迎えるまでには……なんていう淡い期待をせずにはいられない。
>>秘策はジェット機!? R34の面影も。生産終了が噂されたGT-R、24年モデル登場の舞台裏
>>日産のコンセプトカー第1弾は近未来の「アリア」風。次期GT-Rも出る!?【JMS2023】
>>山ガール&ボーイ向け! 冒険心をムラムラさせる日産のコンセプトカー第2弾登場!
>>日産がついに次期「エルグランド」を予告? アルヴェル対抗の超高級ミニバンコンセプト!
>>日産のJMS第4弾はポリゴンSUV。新宿の放映やフォートナイトでの公開も注目!
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
R32GT-Rはニュルに挑んだが……まさかの空撮映像にVスペックの秘訣あり? スカイラインミュウジアム館長が語る開発秘話
渡辺一樹が最終周に大逆転! 劇的な初優勝を飾る。初出場の宇川徹はクラス優勝/テイスト・オブ・ツクバ SATSUKI STAGE
キャンピングカー、買うならいくらまで出せる?男女276名にアンケート調査
KTMのビンダー、最後尾から14台抜き!「小さな違い」でスプリントでのミスを挽回/第5戦フランスGP
折りたたみ傘みたいにコンパクトに収納!3WAYカーシェード ムーミンが登場!
ワンタッチで簡単設置!オールシーズン使えるドラえもん柄3WAYカーシェードが登場!
スバル スーパー耐久シリーズ参戦車両を公開!水平対向ターボエンジン搭載の新型車
当時は[革新]!! と言われたはずなのだが……結局[使えなかったクルマ技術]4選
新型「トライトン」とともに“三菱らしさ”支える5つの技術を紹介 人とくるまのテクノロジー展
スズキ バイオガス使った「ワゴンR CBG車」紹介 人とくるまのテクノロジー展2024
日産「キャラバン」 一部仕様向上でルームミラーがより便利に。“ディープ”な新色も追加
クラウン エステートの登場間近でブーム再来!? 一時代を築いた[ステーションワゴン]
超人気モデルの納期「ウン年待ち」は今どうなってる? ランクル、アルヴェル、ジムニー最新事情
【大幅性能アップ】ポルシェ「911」ハイブリッド正式予告。チラ見せ画像とタイムからわかること
今夏、北米で発売予定の新型日産「キックス」新着フォト集! 国内仕様に期待膨らむ!
【稀少モデル】BMWが「M4 CS」発表! 超高速クーペは2000万円強、日本には何台入る?
若者も注目するアメ車の“異世界”。「ジープ ラングラー」大幅値下げ戦略と日本で人気上昇の背景
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV